太田和彦 新居酒屋百選 東京 大岡山(第19回)(2021年3月記載)
本日は洗足池をバックにスタートです。今日は東京ナンバーワン居酒屋を紹介してくださるそうですよ。
○紹介されたお店
1.三鶴
1950年創業。大岡山駅南口のすぐ近くにあるお店です。赤ちょうちんに開き戸、店構えがすごくよいです。中はコの字のカウンター。2代目、3代目が切り盛りします。今宵は黒糖焼酎「喜界島」のお湯割りではじまります。やきとんと煮込みが名物とのことで、かしら・白・てっぽう・煮込みを注文されました。太田さん、煮込みにご満悦。かしらは68年間継ぎ足されたたれでいただきます。てっぽう(腸)は自家製の辛みそで。2杯目は麦焼酎「太治兵衛」をお湯割りで。玉ねぎの醤油づけもおいしそうです。店主との話に花が咲きます。
2.銘酒と旬肴 樋川
東京居酒屋ベストワンと太田さん一押しのお店です。2010年開店です。
ミシュランのビブグルマンに2年連続で認定されています。(ビブグルマンとは5000円以下でコスパの良い良質で丁寧な食を楽しめる店の称号だそうです)
店構えは暖簾に開き戸。お店にはいると手前がテーブル席、奥がカウンター席になっています。カウンターは7-8人座れそうな広さです。
さあ、日本酒いきますよ。の勢いで、メニューを拝見。長野の黒澤 生酛 特別純米酒無濾過生原酒をまずはご注文。お通しは「カリフラワーブロッコリーしらすの玉子とじ」。これはこの後を期待させてくれますね。お刺身はアイナメ、平スズキの半々盛りで。もう見た目でおいしそうです。さて、2品目は「アジの唐揚げ土佐酢かけ」を。看板商品とのことです。これもいいですね。揚げた小鯵に酢をかけて、目の前でぱちぱちと音がよい。ここで亀泉 本醸造生酒をお燗でご注文。これに大根を合わせます。紅くるり、ビタミン大根、黒大根。変わった野菜が焼びたしででてきました。この大根は三浦半島の農家さんから買い付けているそうです。
ご主人、おかみさんの人柄がとってもよいお店でした。
○紹介された日本酒
・黒澤 生酛 特別純米酒無濾過生原酒
○太田さんの感想
・いいなあ
・ふくらみがあって、わりあいベースは辛口で燗酒にぴったりだね
醸造元
黒澤酒造株式会社
北八ヶ岳・千曲川最上流の蔵元 黒澤酒造株式会社 (kurosawa.biz)
・亀泉 本醸造生酒
○太田さんの感想
・いいねえ
・生特有の酸味がお燗でぱーっとたってね、そのあと旨口の味がちょっと残る
醸造元
太田和彦 新居酒屋百選 東京 門前仲町(第35回)(2020年11月記載)
富岡八幡宮から今回はスタートします。ここは月に3-4回は骨董市も開かれていて、
太田さんも訪れたことがあるようです。あの太田さんの素敵な酒器のコレクションの
一部はここで買われたものもあるのですね。その後に紹介された「深川えんま堂」はなかなか面白いところです。興味のある方はぜひ調べてみてください。
さて、お昼ご飯は「深川食彩 一穂」で深川丼ご注文。ご主人と歓談しながら、北海道で醸された日本酒「国稀」をいただきました。
〇紹介されたお店
1.富水
ここは富岡水産というお魚屋さんが経営している居酒屋です。太田さんが訪問時は店内満員。すごい活気です。その後、いつもの貸し切りの状況になりまして、はきはきとした女将さんと注文をやり取りします。太田さん、「あおやぎ、こはだ、マグロのさしみ」「惣花」を注文します。定食もあるので昼の訪問もよいかもしれませんね。お刺身を堪能した後は、キスの天ぷらをいただきました。太田さんご満足の様子ですよ。女将さんが付きっ切りで会話のキャッチボールを楽しんでいました。
東京都江東区富岡1丁目10-3
2.酒肆 一村(しゅしいっそん)
今夜の2件目は、ビルの階段を上り、重厚な扉をあけると・・・賄いを食べいてるご主人がいました。お店のコンセプトは居酒屋以上バー未満とのことです。確かに店の中はそんな雰囲気です。お酒の品書きを見るとレモンサワーの種類がたくさん。その中で「名代レモンサワー」を注文しました。バーテンダーさんが作っているような作り方でしたよ。おつまみは「シャコとみょうがの細巻」「ホタルイカのなめろう」をご注文。シャコとみょうがの細巻が出てきたところで、日本酒が飲みたくなったようで「初夏のぬる燗」を頼みました。銘柄指定で注文せず、ご主人がチョイスして出してくれるようです。出てきたものは「早瀬浦 純米滓酒 浦底」です。酒がすすんで困るなぁとおっしゃってました。ホタルイカのナメロウは真っ黒で、元がなんなのかわからない。不思議な見た目で、太田さんは「玄妙な味」と表現されておりました。これに合わせる日本酒は「旭菊 大地 特別純米」です。コクがあるナメロウに、さらりとした旭菊を合わせたとのことでした。うなぎのぬか漬けには「ひこ孫 純米清酒」で。ウナギのぬか漬けに感服しておりました。
東京都江東区深川
〇紹介された日本酒
・純米吟醸 惣花
醸造元
日本盛株式会社
兵庫県西宮市用海町4番57号
https://www.nihonsakari.co.jp/index.shtml
・早瀬浦 純米滓酒
醸造元
三宅彦右衛門酒造
・旭菊 大地 特別純米
醸造元
旭菊酒造株式会社
福岡県久留米市三猪町壱町原403
℡0942-64-2003
https://www.asahikiku.jp/72184/
・ひこ孫
醸造元
神亀酒造
埼玉県蓮田市馬込3-74
℡048-768-0115
太田和彦 新居酒屋百選 富山(第17回)(2020年11月記載)
今回は冬の富山です。富山城から番組開始です。富山といえば薬売り、鱒寿し。太田さんのお土産は決まったようです。たくさんある鱒寿し屋さんのうちの一つ「吉田屋 鱒寿し本舗」さんを訪ねました。見学した後、1つお買いあげしました。そして店内で食べました。このお店の特徴はバランスがいい味わいだそうですよ。その後、富山の薬の歴史を伝える廣貫堂資料館を訪ねました。懐かしい薬のパッケージがたくさんありました。ダルマの絵の薬って風邪薬なんですね(七転び八起きだそうです)。
〇紹介されたお店
1.魚処 やつはし
富山の歓楽街、雨の桜木町にあるお店が本日の1店目、20年ぶりの訪問です。です。1代目のご主人は引退されていて、現御主人は2代目だそうです。最初の日本酒は「満寿泉 純米」です。そして刺身の盛り合わせをいただきます。ぶりのさしみは分厚い。新鮮で歯ごたえがいいそうです。その他、ソデイカ、サバ、甘えび、コショウダイなどとってもおいしそう。きときと(新鮮)です。ご主人みずからセリに参加して仕入れているそうですよ。
本日の二杯目は「勝駒 純米」です。これには、太田さんがこの店でご主人に教わって初めて食べたという「ブリのしゃぶ」をいただきます。大きな身をしゃぶしゃぶしていただきます。とてもいいですよね。
2.じょうや(醸家)
今夜の2件目は駅前の歓楽街にあるこのお店です。初訪問。暖簾をくぐると左に長いカウンター、右には座敷がありました。カウンターの前にはミニチュアの日本酒の瓶が並びます。メニューには地元富山の日本酒がずらりと並びます。太田さん「羽根屋 純米吟醸クラッシック」をチョイスしました。ご主人は、富山にある蔵元さんとお付き合いがあるそうで、その後、ご主人が絞ってきたという「三笑楽 蔵出生原酒」を少しいただきました。肴は「真だらの白子の松前焼」。これはいい。是非食したいです。太田さんもうまいうまいとご機嫌でした。富山は山には山の酒、海には海の酒だそうです。ということになりまして、熊鍋を注文したので、山の酒「三笑楽 純米」を合わせました。熊鍋ってどんな感じなんでしょうか?油の甘みがあってさっぱりしているとのことでしたが、これも食べてみたいですね。「富山っていいよなぁ」でおしまいとなりました。
〇紹介された日本酒
・満寿泉 純米
醸造元
桝田酒造店
℡046-437-9916
http://www.masuizumi.co.jp/item/2011/12/post-1.html
・勝駒 純米
醸造元
有限会社 清都酒造場
℡0766-22-0557
・羽根屋 純米吟醸クラッシック
醸造元
冨美菊酒造
℡076-441-6048
・三笑楽 蔵出生原酒
・三笑楽 純米
醸造元
三笑楽酒造株式会社
℡0763-66-2010
太田和彦 新居酒屋百選 秋田県 能代(第14回)(2020年10月記載)
米代川を背にして本日はスタートてす。能代は東洋一の木都といわれていたそうです。柳町の商店街を散策します。ここには旧料亭金勇があります。現在は資料館となっていて、中の見学を行います。秋田杉を贅沢に使った造りは圧巻ですよ。
次は喜久水酒造さんのトンネル地下貯蔵庫を訪ねます。このトンネルは奥羽本線で使用されていたものだそうです。ここで日本酒を熟成させています。100メートルのトンネルの中には日本酒がぎっしり。もちろん試飲もさせてもらっておりました(喜三郎の酒、俺の亀 大地、朱金泥 能代 )。ちなみに朱金泥 能代は1本10万円だそうです。
今夜の宿「川どこ べらぼう」に行きまして、夜に備えます。
〇紹介されたお店
1. 颯 SOU
今夜の1件目は柳町にあるこのお店です。赤ちょうちんの暖簾をくぐると女将さんがお出迎えしてくれました。キープされたボトルがカウンターの後ろに並び、ちょうどいい大きさのお店ですよ。日本酒は県内のお酒を取り揃えております。お孫さんの名前を付けたプライベートブランド「愛璃海」(日の丸酒造)をまずはご注文。お通しは「サバなます、ポテトサラダ」。味付けが濃いようです。ポテサラの中には「いぶりがっこ」が入っているそうです。あては、豚なんこつを注文しました。能代で愛されている料理だそうです。食感がよさそうですね。次の日本酒は「山本 ピュアブラック」でした。
2.酒どこ べらぼう
次のお店は1978年開店のこのお店です。太田さんの本日の宿と同じ名前ですね。
「べらぼう」って凧のことですって。店主は宿の女将さんの旦那さんです。さて、日本酒は「うぼらべの酒」先に出てきたトンネルの喜久水酒造が醸すプライベートブランドです。反対によむと「べらぼう」となります。これもトンネル熟成されています。これに合わせるのは「赤ずし、いぶりがっこ」。赤ずしはお米の漬物で郷土料理だそうです。次は届いたばかりのヤツメウナギを鍋と串焼きで。やつめウナギは生きたまま届きましたよ。これに合わせる日本酒は「福小町 号外編 特別純米酒 原酒火入れ」です。ヤツメウナギとの相性はとてもいいようですよ。〆はだまこもち鍋。焼かないきりたんぽがはいている鍋です。セリが入っていてかおりがよく、鶏のだしとマッチして太田さん絶賛でした。
〇紹介された日本酒
・愛璃海(プライベートブランド)
醸造元
日の丸酒造
℡0182-45-2005
・山本 ピュアブラック
醸造元
山本合名会社
℡0185-77-2311
・うぼらべの酒(プライベートブランド)
醸造元
喜久水酒造
℡0185-52-2271
・福小町 号外編 特別純米酒 原酒火入れ
醸造元
木村酒造
℡0183-73-3155
太田和彦 新居酒屋百選 青森県 弘前(第15回)(2020年10月記載)
今回は本州最北端の青森県です。弘前駅、りんごの像前から番組がスタートします。
磐城山が見下ろす場所にリンゴ農園をかまえる「ムタラファーム」さんを訪れます。ここでシードル造りを見学します。そして、ポムドール賞というシードル界の金賞を受賞した原液のシードルを試飲します。シードル大使に立候補していました。
場所は弘前の中心地の土手町に移りまして、街中を散歩します。歴史的建造物を見学のあと、「土手の珈琲屋万茶ン」で一休み。ここは太宰さんも通われた喫茶店だそうです。ここで「太宰ブレンド」をいただきました。
〇紹介されたお店
1.ヒロサキライスワイン
弘前駅前の通りを行くと、左手に「Hirosaki Rice Wine」の看板がありました。ドア横にはたくさんの4号瓶が並んでいます。ドアを開けてさっそく中へ。バーのようなおしゃれな店内。利き酒師のオーナーさんを目の前にワイングラスで日本酒をいただきます。利き酒3点セットを注文しました。出てきたお酒は「南部美人、ちょい辛口がお好きでしょ、東洋美人」の美人3点セットでした。3つの利き酒を行いまして、鶏ムネ肉のポッシェを注文します。上にかいわれが乗っていてとてもおいしそう。南部美人が合うそうです。次は「Pizzaシオカラーナ」太田さん大絶賛。これにはちょい辛口がお好きでしょを合わせました。このお店、女子が多いそうで、次の日本酒は女子に人気の「ヨー子」。これは純米大吟醸にヨーグルトを合わせたお酒です。
2.土紋
さて、夜のとばりもおりまして、今宵の2件目は太田さんなじみのこのお店です。なかなか風格のある店構え。郷土料理のお店です。ご夫婦で切り盛りしています。さて、最初の日本酒は「豊盃」というか、冷蔵庫の中はたくさんの豊盃であふれています。その中で、生酒をお燗で頼みました。お通しは「ホッケの団子汁」でした。豊盃と太田さんについてなれそめをお話しされてました。おつまみは「いがめんち」。弘前の家庭料理だそうです。これは食べてみたい。次の日本酒は「豊盃 純米しぼりたて 生」です。これに郷土料理の「貝焼味噌」を注文しました。豊盃談義に花が咲きました。
〇紹介された日本酒
醸造所
株式会社 南部美人
℡0195-23-3133
・ちょい辛口がお好きでしょ
醸造所
三好菊酒造
℡0883-72-0053
・東洋美人 大辛口 純米吟醸
醸造所
株式会社澄川酒造場
℡0838-74-0001
・ヨー子
醸造元
楯の川酒造
℡0234-52-2323
https://www.tatenokawa.com/ja/sake/
・豊盃 純米吟醸 豊盃米 55 生酒
・豊盃 純米しぼりたて 生酒
醸造元
三浦酒造
℡0172-32-1577
太田和彦 新居酒屋百選 石川県 輪島(第8回)(2020年10月記載)
輪島ののどかな風景。稲穂が実る千枚田と海を背景に始まりました。1000年の歴史を誇る輪島の朝市をぶらり。「のどぐろ」に「かに」と海の幸が並びます。炭火コーナーで朝市で買った「ふぐ」を焼いて食します。なかなかいいアイディアと思います。ぷりぷりとした白いふぐをおいしそうに食べておりました。
神社でお参りの後、輪島工房長屋を見学。とても趣がある家が立ち並んでいました。漆塗りの体験もできるそうです。
〇紹介されたお店
1.居酒屋 どんぶらこ
暗闇のなかに弱い光が見えます。「どんぶらこ」と手書き看板があり、2重扉の中に入るとカウンターとご主人が出迎えてくれました。奥には座敷が見えます。日本酒の注文は「奥能登輪島 千枚田 ひやおろし」。地元のお酒です。付出しは「赤いかと野菜の炊き合わせ」です。たくさんある品書きを眺めまして「あかがれいの造り、ヒラマサの造り」を注文されました。追加で「かすかもとはまなのあぶり」をいただきます。(かすかも、はまなという海藻を天日で干してあぶったものです。)香りよく、少し苦みがあるということでお酒にピッタリですかね。次の日本酒は「農口尚彦研究所 夏酒 無濾過 生」をいただきます。とてもお気に入りの様子のコメントでした。これに「かきバターの醤油炒め」を合わせます。
*牡蠣は能登の牡蠣で初物です。
石川県輪島市河井町5-284
2.居酒屋 連
夜の闇のなか、2件目へ向かいます。ここは以前も訪れたことのあるお店です。
プロの漁師がご主人。お店のおさかなはほとんどがご主人の釣られたものだそうですよ。玄関を開けでカウンターへ座ります。日本酒は「本醸造 能登の酒 金瓢白駒」を 輪島塗のおちょこでいただきます。さて、ご注文は「ナスの船焼き」。秋ナス+地元麹みその組み合わせはとてもおいしそうです。次の日本酒は「奥能登の白菊 本醸造」をお燗で。このお酒は、太田さんベスト5のうちの一つだそうです。「メバルの焼き物」を追加で注文。昨日ご主人が釣ったものだそうですよ。〆は「タコの釜めし」を。最後にご飯ものとは珍しいですね。いろいろ炊きこんであって、おいしそうです。
石川県輪島市河井町24-17-21
〇紹介された日本酒
醸造元
清水酒造
〒928-0001 石川県輪島市河井町1部18-1
℡0768-22-5858
・農口尚彦研究所 夏酒 無濾過 生
醸造所
農口尚彦研究所
石川県小松市観音下町ワ1番1
https://noguchi-naohiko.co.jp/
醸造元
日吉酒造店
石川県輪島市河井町2-27-1
醸造元
株式会社白藤酒造店
〒928-0077 石川県輪島市鳳至町上町
℡0768-22-2115
太田和彦 新居酒屋百選 神奈川県 鎌倉(第7回)(2020年9月記載)
秋の英勝寺、青々とした竹林からスタートです。太田さんの赤いシャツが青々とした中にとても生えます。鎌倉といえば「鎌倉彫」。鎌倉彫会館を見学します。鎌倉彫の酒器もなかなかいいものですね。
御成通りをお散歩し、稲村ケ崎温泉へ。2005年に出た温泉だそうです。海を眺めながら一風呂浴びまして、夜に備えます。
〇紹介されたお店
1.お料理 とみやま
小町通のとばぐちの建物の階段を上がって2階へ。入口の急須の電灯がお出迎えです。暖簾をくぐって中に入ると、掘りごたつのカウンター、テーブル席がありました。カウンターに座って、ご主人とご対面。36歳とお若いです。
さて、メニューを眺めます。お燗番の方にメニューに載っていない地元のお酒を出していただいて、その中から「いずみ橋 秋とんぼ 山田錦」をお燗でご注文。これに合わせまして「オリーブのみそ漬け」「青菜と鯛昆布締めの海苔和え」を頼みました。どちらもお酒に合いそうですね。「イサキの造り」がその後でました。3日間寝かしているそうです。次の日本酒は「相模灘 純米吟醸 美山錦」をお燗で。太田さん、ご主人にアドバイスをして終了です。
神奈川県鎌倉市小町2-10-18 二の鳥居ビル2階
2.ヒグラシ文庫
夜の人気のない小町通り。東洋食肉店の看板がある角を曲がると、数ある太田さんなじみのお店の中から「ヒグラシ文庫」へ。ここは立ち飲み、立ち読みもできるお店です。さっそく「正統レモンサワー」を注文。ご主人にレモンサワーについて伺います。レモンサワーとは「キンミヤ、生のレモン果汁、強い炭酸」だそうですよ。ご主人は中原蒼二さんといって「わが日常茶飯」という本をお書きになっています。なかなかおいしそうな本です。その本で紹介されていた「金柑の醤油漬け」を注文します。金柑は玉子の黄身のことで、とってもしょっぱい。ちょいちょいやるのがよいようです。お客さんとのトークも弾みます。続いては「揚げ漬け」。大きな油揚げを煮て、オーブンで焼いたもの。とてもおいしそうです。その後、ご主人のおすすめで「まかないサワー」をいただきました。
神奈川県鎌倉市小町2-11-11 大矢ビル2F
〇紹介された日本酒
・いずみ橋 秋とんぼ 山田錦
醸造元
泉橋酒造株式会社
神奈川県海老名市下今泉5-5-1
℡046-231-1338
醸造元
久保田酒造株式会社
神奈川県相模原市緑区根小屋702
https://www.tsukui.ne.jp/kubota/