太田和彦 新居酒屋百選 東京 門前仲町(第35回)(2020年11月記載)
富岡八幡宮から今回はスタートします。ここは月に3-4回は骨董市も開かれていて、
太田さんも訪れたことがあるようです。あの太田さんの素敵な酒器のコレクションの
一部はここで買われたものもあるのですね。その後に紹介された「深川えんま堂」はなかなか面白いところです。興味のある方はぜひ調べてみてください。
さて、お昼ご飯は「深川食彩 一穂」で深川丼ご注文。ご主人と歓談しながら、北海道で醸された日本酒「国稀」をいただきました。
〇紹介されたお店
1.富水
ここは富岡水産というお魚屋さんが経営している居酒屋です。太田さんが訪問時は店内満員。すごい活気です。その後、いつもの貸し切りの状況になりまして、はきはきとした女将さんと注文をやり取りします。太田さん、「あおやぎ、こはだ、マグロのさしみ」「惣花」を注文します。定食もあるので昼の訪問もよいかもしれませんね。お刺身を堪能した後は、キスの天ぷらをいただきました。太田さんご満足の様子ですよ。女将さんが付きっ切りで会話のキャッチボールを楽しんでいました。
東京都江東区富岡1丁目10-3
2.酒肆 一村(しゅしいっそん)
今夜の2件目は、ビルの階段を上り、重厚な扉をあけると・・・賄いを食べいてるご主人がいました。お店のコンセプトは居酒屋以上バー未満とのことです。確かに店の中はそんな雰囲気です。お酒の品書きを見るとレモンサワーの種類がたくさん。その中で「名代レモンサワー」を注文しました。バーテンダーさんが作っているような作り方でしたよ。おつまみは「シャコとみょうがの細巻」「ホタルイカのなめろう」をご注文。シャコとみょうがの細巻が出てきたところで、日本酒が飲みたくなったようで「初夏のぬる燗」を頼みました。銘柄指定で注文せず、ご主人がチョイスして出してくれるようです。出てきたものは「早瀬浦 純米滓酒 浦底」です。酒がすすんで困るなぁとおっしゃってました。ホタルイカのナメロウは真っ黒で、元がなんなのかわからない。不思議な見た目で、太田さんは「玄妙な味」と表現されておりました。これに合わせる日本酒は「旭菊 大地 特別純米」です。コクがあるナメロウに、さらりとした旭菊を合わせたとのことでした。うなぎのぬか漬けには「ひこ孫 純米清酒」で。ウナギのぬか漬けに感服しておりました。
東京都江東区深川
〇紹介された日本酒
・純米吟醸 惣花
醸造元
日本盛株式会社
兵庫県西宮市用海町4番57号
https://www.nihonsakari.co.jp/index.shtml
・早瀬浦 純米滓酒
醸造元
三宅彦右衛門酒造
・旭菊 大地 特別純米
醸造元
旭菊酒造株式会社
福岡県久留米市三猪町壱町原403
℡0942-64-2003
https://www.asahikiku.jp/72184/
・ひこ孫
醸造元
神亀酒造
埼玉県蓮田市馬込3-74
℡048-768-0115